2016年11月25日金曜日

香港の中古カメラ店について


 
香港の中古カメラについて書こうと思う。

香港には写真撮りにいったんじゃねーのかよと言われるかもしれないが、好きなものは別腹というありがたい言葉があるのだ。
たしかにカメラの買いすぎは体と財布に悪いが、精神の健康にはいいものである。

ちなみに、香港のお店は地元民相手の生鮮食品店とか、スーパーを除けば開店するのは、早くて11時ぐらいからである。
中古カメラ店のような個人経営の趣味の店だと午後2時以降というものも多い。
その代わり夜遅く、午後9時、10時まで開いている。
香港は朝の遅い街なのである。


さて、では香港の中古カメラ店の場所を地図でご案内していくことにする。
場所は九龍半島側で、最寄りの地下鉄駅は、尖沙咀站駅が最も近い。
九龍のメインストリートであるネイザンロード(彌敦道)から少し東に入ったところである。
 

 
 
 
まぁ、そういう覚え方よりも、隣接する「The ONE」という複合商業施設の裏手と覚えた方が早い。
「The ONE」は所謂、デパートだ。
日本人向けの日本食料理店とかもあるので、香港料理が口に合わないなら、ここを利用するのも手である。
しかし、売っているものは服やら日用品ばかりで、少しも面白くなかったと申し上げておこう。
あと、全然、値段も高い。

「The ONE」の入り口はこんな感じ。
超高層ビルであり、遠くからネオンで輝く看板も見えるので、場所が分からないということは殆どないと思われる。




スマホが使えるなら、「David Chan Co」を検索して、Google マップで道順を確認するといい。
なお、今回の旅行では、「イモトのWiFi」を利用した。レンタルWiFiルーターである。
一日500円で、日本と同じネット環境が使い放題だ。
今回の旅行では、Google マップが大活躍した。
香港はWiFi環境が充実しているというが、確実なものではないので、この手の装備にお金をケチるべきではない。

「David Chan Co」のお店は、こんな感じである。
店長は少しだけで日本語が分かるようです。

このビルには他に中古カメラ店が5~6店入っている。
ものすごいホットスポットである。
皆、1階にあるので場所が分からないということはないと思われる。


ちなみに、今回の旅では、友人の汎猫氏からペンタコン6という東ドイツ製のカメラを探してほしいと頼まれていた。
なんでも、ペンタコン6に装着されていたクセノンタール80mmF2.8というレンズが欲しいそうな。



で、あったのか?・・・結論から言えば、ありました。


「David Chan Co」のお店に一つだけ。
ただし、クセノンタール80mmF2.8ではなく、ビオメタール80mmF2.8の初期型がついたペンタコン6があったのである。
9,000HKDだったので、日本円で14~5万ぐらいだろうか。
今回はパスということで終了。

店頭に並んでいるレンズは、概ね日本製の一眼レフMFレンズとLeicaレンズばかりである。
となりは共産国の中国だったのだから、中国製の怪しいレンズとか、ソ連のレンズとかあるんじゃないかと思いましたが、全くなかった・・・


お値段については概ね、日本と同じか、ほんの少し安いかな~と。
1HKDが15~16円ですから、10倍して5割増しにすると日本円になりまする。
円安だから、海外での買い物が辛い。


総合的に考えて、ヤフオクとか使った方が安いのではないか?と思と思う。
香港でお値打ちレンズをゲットだぜーというのは、もう過去の話だと思っていいかと。
東京の銀座にでも行った方が状態も値段も良いものが手に入るかもしれない。

あと、香港でも時代はデジタルらしくフィルムは高騰してようだ。
それでも日本国内よりは安いので、香港にはフィルムユーザーがまだ多いのか?
消費期限切れのフィルムとかワゴンセールしてないかな~と思って探してみたけれどなかった。
もう、期限切れのフィルムの投げ売りとかもできない時代なのだろう。



さて、次のお店はこちら・・・Fotopia Gallery & Camera Equipment




お店はこんな感じ。
この場所はかなり分かりにくいところにある。
運通商業大廈の2Fのかなり奥にあります。1Fの道路に面したところにはない。2Fの奥にあるから、探すのに苦労すると思う。
さらに道が袋小路な場所なので、面倒きわまりない。

Leicaレンズが充実しており、 Noctilux-M 50mmがごろごろしている。
Thumbs Up(M240用)ブラック・クロームが1,000HKDだった。
日本で買うより少しだけお買い得かも?

なお、香港の店舗はだいたいどこもビルの中を細かく区切って営業している。
こちらのお店も六畳間ぐらいの広さしかない。



さて、お次は・・・Ninedays Photography Limited


このお店は写真を撮り忘れました。申し訳ない。
このあたりは九龍でも特に発展している綺麗な場所である。

お店は漢口中心という真新しい高層ビルの2F(212号室だったと思う)にある。
このビルは富裕層相手に、高級品を取り扱っている店舗が沢山入っていた。

なお、2Fに行くにはエレベーターを使う必要がある。
エレベーターの前にビルの警備員が張っているが、スマホの画面を見せれば通してくれた。
香港には必ずビルの出入り口には守衛が立って目を光らせている。
日本ほど安全な場所ではないのだ。

品揃えは、金持ち相手にしているらしく、かなり充実していた。
ズノー50mmF1.1とか、ニッコール50mmF1.1とか、LeicaM3ブラックペイントオリジナルとか、希少品が並んでいて、品揃えは銀座に匹敵するなぁと。
金ピカ使用のLeicaMP-2とか、20万ぐらいか。ちょっと心が動いたりした。

お値段も比例してぶっ飛んでいますので、ご注意ください。



ラストは、中古カメラ店ではないですが・・・Rangefinderをご紹介する。




お店はこんな感じ。
ここもビルの中に店舗があって、かなり場所が分かりにくいところである。
赫徳道8號というビルの15階にある。

ここも、エレベーターの前に守衛が張っているのですが、なかなかお店のことが伝わらなくて、怪しさ全開だったので、睨まれて冷や汗が吹きでた。


通販メインなので、店舗には品物は並んではいない。
過去にこのお店で、ズミルックス-M 50mm F1.4 ASPHを通信販売で購入したので、一度は訪れてみたい場所だった。
店長のAlex Chanは人の良さそうなおっさんである。
少しぐらい日本語が喋れるらしい。

欲しいものがあったわけではないので、ちょろっと挨拶してそうそうに退散である。


他にも、香港のLeicaショップとか行ってみたのですが特に書くことないなーと。
普通のLeicaショップでした。



今日はこんなところで






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